架線柱ファン〜鉄道架線柱はアートです~

陰ながら電車を支える鉄道架線柱には歴史と美しさがある。そんな架線柱に貴方も注目してみませんか?

JR京葉線の新駅予定地から 2018夏

イオンモール幕張新都心の新駅予定地を考察

 

前回の投稿でJR京葉線海浜幕張駅付近の単線架線柱の観察を行いましたが、撮影した地点は近い将来新駅が開業する事が決定しています。 

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 2013年に、かつては広い空き地が広がっていたこの付近に、新駅の開業に先駆けてイオンモール幕張新都心がオープンして、千葉県を代表する広大なショッピングモールとして土日は特に賑わっています。

イオンモール側は開業に合わせて京葉線の新駅設置を要望していたとは思いますが、同時に駅が開業する事はありませんでした。

今年に入りついに新駅設置に向けて大きな動きがあり、6年後を目処に開業する事が決定したようです。これはイオンモールが開店してから新駅の開業予定までなんと10年もの年月がかかるという事になります。

海浜幕張駅からイオンモール幕張新都心までは1.5kmはあり、簡単に駅から歩いてくることは難しいため、駅前からは有料のバスが頻繁に出ています。駅が開業すれば電車でのアクセスは大幅に改善することになりそうです。

それでは新駅予定地のまわりを見ていきましょう。

 

 

下の写真は2018年現在のイオンモールとバスターミナルを線路側から見た写真です。人の姿がなさ過ぎてまるで開業前の完成イメージイラストのような光景になっています。

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ここにいて驚くのは、人の姿が少なすぎて昼間でもまるで朝の開店前のような状態に見えることです。実はイオンモール自体はとても賑わっているのですが、広大な敷地のなかで左右に広く店舗が広がっており、ここバスターミナルはどちらかというとショッピングモールの中心というよりも右端に近い位置にあります。

その上まだ駅もできていないためにバスの発着はあるものの、人がここには集まってこないという状態が続いています。ちなみにバスに関してはショッピングモールの中心街にあるバス停を経由してくる便もあり、そこまでで乗客は降りてしまっていることも考えられます。

現在はまだ駅と直結していないショッピングモールというイメージもあり、やはりマイカーで来店する客が一番多いような気がします。土日の周辺道路の混雑をみると、やはり電車で来たいなと強く感じます。

 

 

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 バスターミナルに発着する路線バス

 

 

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この場所に新駅が設置されます。

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この区間は上下線が分離して走っており、下り線は高架線に沿って地上を走行しています。線路の構造はこのままで、駅は地上と高架の2層に分かれ、片面のホームが設置されるものと思われます。

 

 

バスターミナルと新駅設置地点の遠景です。

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総武線にライバル意識を燃やす京葉線最強のE233系通勤型電車が鼻息荒く語ります。「新駅?そんなの関係ねえ。今までどおりトップスピードで通過してやるぜ!15両でちんたら走る総武快速なんかに負けるわけにはいかねえ!」

 

あらあら、ちゃんと停まってあげてくださいね。ここだけの話、総武線の快速に使われている先輩のE217系京葉線よりも最高速度が上のはずですが、並行する総武快速を強くライバル視する京葉線が誇る最新の通勤電車たちは、開業当初から駅間距離の長いこの路線を高速走行する爽快感に味を占めているらしく、更に停車駅が増加することはご不満の様子です。もっとも、新駅開業後に快速が停車するのかは定かではありませんが。

 

日中のダイヤは大まかには1時間当たり快速4本、各停4本が基本のようで、快速が通過すると15分おきにしか電車が来ないことになり、周辺の路線では10分サイクルが多いことを考えるとちょっと少ない気がします。南船橋新習志野駅止まりの武蔵野線の電車を新駅開業後はすべて海浜幕張駅まで延長させれば1時間当たり3本増えることになり、隣の海浜幕張駅にも停車する快速は通過でいいのではないかと私は思います。

 

新駅の開業は2020年の東京オリンピックには間に合いませんが、今後駅の建設工事が開始されたら、開業まで定期的に観察を行っていきたいと思います。

 

 

(2018年9月公開・2019年2月記事移転